こんにちは。
今回は、”ストッパー2”の仕様解説をいたします。
商品開発の経緯は前回のコラムをご覧下さい。
→
「カスタムレザーグリップ」ってなんだ?
さて、そもそも”ストッパー2”って何だって事ですね。
ずばり、ASP警棒のグリップを革巻きにするキットです。
題して「カスタム・レザーグリップ」。
→ストッパー2についてはこちらをどうぞ
素材は、牛革・エイ革・エイ革連石の3種類。
グリップを包むように巻いて、ヒモで編んで固定します。
ASP警棒のグリップに対する不満の解消がテーマです。
で、いったい何が不満かはやはり前回のコラムをご覧下さい。
と簡単に説明してみましたが、以下では更に詳しく解説していきます。
■ こだわりポイント ■
1.
形状
ASP警棒のグリップ素材は、実は単純な円筒形ではありません。
そのため、単純な長方形では収まりが悪いので、グリップのトップとエンドに
ぴったり馴染む形状を模索しました。
全体の寸法も、付き合わせたときの隙間が理想的な幅になるよう調整しました。
また、牛革とエイ革では革の性質が異なるため、別の図面を引きました。
2.素材
・
牛革
一口に牛革といっても、その仕上げ方法によって性質や質感が変わります。
数多くの革を試し、最も手に馴染むものを選び抜きました。
「マーベリン」という種類で、ヨーロッパ産の原皮にオイルを染み込ませ
黒く染色したものだそうです。手に吸い付くようなしっとりした質感です。
・エイ革
牛革に比べクッション性がなくなってしまうのと、
材料自体が高価になってしまうのが
難点ですが、それを補って余りある美しさがあります。
見て良し、触れて良しです。
表面にはキラキラ輝くビーズ状の凸凹が無数にあり、独特な風合いを
持っています。握った感触は…恍惚としてしまうような甘い心地。
ストッパー2で使用するエイ革は、天然のもをなめし黒く染色して
中央部の粒が大きいところを中心に磨きをかけ、地の色を復活させてモノです。
1枚の原皮に付きストッパー2一本分しか切り出せません。
ゆえに価格も高くなってしまいますが、まちがいなくASP警棒が華麗な変身を遂げます。
・エイ連石
エイ革の連石は、大きい粒が縦に連なった革を同様に加工してあり、
非常に美しくまた貴重なものです。
やはり一枚の素材から一本分しか取れません。
これを巻けば、あなたの警棒は芸術品!
3.厚さ
厚さは1.
3mmとしました。
ASP標準のグリップは厚さ1.7mmでしたから、かなり薄くなってます。
たった0.4mmの差ですが、外周にすると2.5mmもの差になります。
握った感触は全くの別物。
もともとASP警棒は欧米人の手に合わせて開発されたものですから、
一般的に体格差のある私達日本人には若干太かったようです。
今回、1.7〜1.1mmまで、0.2mm単位で厚さの異なる革を用意し、
弊社ボディーガード隊員数名に試してもらった結果、
一番反応が良かったのが1.3mmでした。
振ったときに無駄な力が入らずに自然に安定した握りを実現できるとの事。
なるほど、言われてみれば楽に握れます。
標準のスポンジグリップはギュッと握り締め、意外と力ずくで安定させてたんですね。
4.
固定方法
基本的にはヒモの締め付けによる固定ですが、
両面テープの併用でずれないように確実に固定します。
テープは革の表面に段差が出来ないよう薄手のものを選びましたが、
貼り付け強度は十分にあります。
5.ヒモ通し穴
”
ストッパー2”はヒモをきつく引いて固定しますので、
ヒモ通し穴には相当な力が掛かります。
そのためハトメで補強してありますが、更に裏側には穴補強用に革パッチを
貼りあわせました。また、両先端は特に大きな力が掛かる部分ですから、
よりしっかり補強できる大きめのハトメを使用しています。
穴の間隔は広すぎると革がよれてしまうし、狭すぎてもヒモが密になってしまうため
握り心地が悪くなってしまいます。その中間をとらえました。
6.
ヒモ
ヒモの選択基準は引っ張り強度と体磨耗性、それと太さです。
これも色々なヒモを試した結果、抜群の耐摩耗性を持つ
ビニロン素材の花結い紐太さ2mmとしました。
このようにこだわり抜いて完成した”ストッパー2”、
是非お試し下さい。
よろしくお願いします。
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素材は、牛革・エイ革・エイ革連石の3種類。
『グリップを包むように巻いて、ヒモで編んで固定します』と有りましたがエイ革もヒモで結んで固定してあるのでしょうか?コバを合わせて接着と言う訳にはいかなかったのでしょうか?
画像ではエイ皮の表側しか写っていないので良く分からないのですが、一つご教授お願い致します。